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第7日 洋光台〜六浦(その2)
能見堂跡に行く。
高台を開いた草のある広場になって いて、「金沢八景根元地」の石碑が 立っている。
能見堂は、「最も栄えたのは天明年間(1781〜88)頃で、 『金沢八景詩歌』『金沢八景案内子』などが出版された」という。
切り通しの坂道を下り、住宅地に出ると 庚申塔が立っている。
踏切を渡り、東へ少し行くと称名寺の赤門にでる。
16号に出る前の右側に、姫小島跡がある。 この中の島を、説教浄瑠璃の小栗判官の恋人照手姫が「この島にて松葉いぶしの難に 遭いたるを土地の人哀れみ呼んで姫小島という」。
泥牛庵を左に見て、 六浦町で左折し侍従川にかかる侍従橋を渡る。 実際の浦賀道と六浦道の分岐点は その上流の諏訪之橋であるという。